LinkStationリンクステーション故障 1ドライブ搭載
リンクステーション
Buffaloバッファロー社のNAS(LAN接続タイプのHDD)。リンクステーションんにはHDDを1台搭載したタイプと2台搭載したタイプがある(2019年3月現在)。家庭においても複数のパソコンやスマートホンなど端末を複数所有することが当たり前になってきた現在、データの共有やバックアップ用途に1台で目的を達することができるため非常に人気が高いタイプの機器。中でもトップの人気を誇るのがバッファロー社のこのシリーズ。2台HDDを搭載したタイプではRAID1(ミラーリング)にすることによりデータ保護の観点より安全性が高められる特徴(メリット)がある。
NASはパソコンや各種端末に直接接続するのではなく、ネットワーク上に一台の端末として認識させ、その共有機能でデータを読み書きする。つまり、周辺機器というよりは、簡易的なサーバと言え、OSがインストールされている。多くの場合Linux系のOSが搭載されている。
症状 ネットワーク上に存在はするがアクセスできなくなった。
エラー点滅があり、メーカーに問い合わせたところ修理が必要で入っているデータは消えてしまうとのこと。
データをバックアップしていなかったこともあり、弊社にご相談に来られました。
診断したところ、若干の不良セクタ(読み書きできないセクタ)が存在するするものの明らかな物理故障ではない。 ファイルシステムの破損の為、フォーマット形式が不明な状態になっています。解析が必要な論理障害。
対処 多くのNASがそうであるようにこのNASもフォーマット形式がXFS。最近のLinuxであればXFSにアクセスできるが、今回はファイルシステムが破損してしまっているため論理的解析が必要なケース。
念の為、HDDのテストを兼ねてイメージの取得。 イメージを使用し解析開始。
数時間の解析の後、80GBほどのデータが検出されました。
納品はお持ち込みいただきましたUSB接続のHDDへ。(納品用の媒体は弊社で用意することもできますのでご相談ください。)
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料金は 30,000- (税抜き)
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